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水辺のカメ

鯉釣りの大敵!ジャミの種類について

こんにちは、ゆういちです。

 

今回は、鯉釣りの大敵であるジャミ種類と特性について説明していきます。

 

ジャミが多いと鯉が寄ってくるまでエサが持たないので、当然ながら鯉は釣れません。

 

なので、巨鯉を釣り上げるには、ジャミをかわしながら巨鯉を狙って釣り上げる必要があります。

 

ジャミをかわして巨鯉を釣り上げる方法については、こちらの記事に書きましたので、興味のある方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。

ジャミをかわして大型の鯉を釣る方法とは?

 

 

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ニゴイ

ニゴイはニゴイという名前から鯉とは同じ種類の魚のように思われがちですが、鯉とニゴイはまったく種類の違う魚です。

 

ニゴイの顔を見るとほんとに鯉に似ています。

 

鯉に似ているからニゴイなんだと納得してしまいます。

 

ニゴイは雑食性の魚なので、昆虫などの小動物や水草、藻類、穀物など、いろいろなものを食べます。

 

大型のニゴイは小魚なども食べるようになります。

 

そのため、ニゴイをルアーフィッシングのターゲットとして楽しんでいるルアーマンもいます。

 

ニゴイは塩分が混じっている汽水域や水質があまりよくない場所でも生息することができるので、その点は鯉ととてもにています。

 

鯉とニゴイは食性も生息している場所もよく似ているので、必然的に鯉釣りをしているとニゴイが釣れれます。

 

 

 

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ウグイ

ウグイは別名、ハヤとも呼ばれています。

 

ウグイは群れになって泳ぐ性質があるので、一旦ウグイが寄ってしまうとウグイばかりが釣れてしまいます。

 

食性はニゴイと同様に雑食性で、昆虫やミミズ、藻類、穀物など何でも食べます。

 

水温が高くなってくるとウグイの活性が非常に高くなるので、鯉釣りをしているとこのウグイには非常に悩まされます。

 

 

 

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マブナ

マブナは鯉釣りをしているとよく釣れる魚です。

 

マブナもコイ科なので、鯉とは親戚みたいなもんですね。

手のひらの上の鮒
pixabay

マブナも雑食性で、ミミズなどの動物性のエサやプランクトン、藻類、穀物などを食べます。

 

鯉釣りをしていて釣れるマブナは、比較的大型のものが多く、ときおり40センチ以上のマブナが釣れたりします。

 

マブナを本格的に狙っている人からすれば、40センチのマブナが釣れたらとてもうれしいと思いますが、鯉釣りをしていて釣れた場合はあまりうれしくありません。

 

 

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ヘラブナ

ヘラブナも鯉釣りをしているとよく釣れる魚です。

 

ヘラブナも鯉と同じくコイ科なので、鯉の親戚みたいなもんですね。

 

ヘラブナはマブナに比べると体高があり、色が白っぽくてきれいな色をしています。

 

鯉釣りのジャミとしては、掛かった時に一番うれしい魚です。

 

ヘラブナも雑食性の魚ですが、植物性プランクトンなどの植物性のエサを好んで食べます。

 

ヘラブナ釣りでは、マッシュポテトやさつまいも、麸、うどんなどの植物性の練りエサがよく使われます。

 

さつまいもは鯉の大好物でもあります。

さつまいも
auntmasako / Pixabay

 

試しに、鯉の練りエサの中に「いもグルテン」(さつまいもをベースにしたヘラブナ釣りのエサ)を混ぜてみたら、鯉の吸い込み仕掛けに50センチくらいの大型のヘラブナが掛かってきた事がありました。

 

ヘラブナは体高があるので、50センチのヘラブナはけっこう迫力がありました。

 

ちなみに、僕は子供の時にヘラブナ釣りにハマっていました。

 

ヘラブナ釣りのウキの動きがなんともおもしくて、ウキの動きに合わせて瞬時に合わせる釣りは、とてもおもしろいスポーツフィッシングです。

 

 

 

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カメ

沼で鯉釣りとしてると意外に多いジャミがこのカメです。

 

カメは実はボイリーが大好きです。

カメ
Capri23auto / Pixabay

ボイリーの付いた仕掛けを入れると、数分後にはカメにボイリーが全部食べられてしまい、鯉がエサを食べるまでボイリーが持ちません。

 

カメといってもいろいろな種類がいますが、食性は種類によって多少違っています。

 

大雑把に言うと、カメはほとんど何でも食べると言ってもいいでしょう。

 

なので、動物系のボイリーを使っても、植物系のボイリーを使っても、ほとんどカメに食べられてしまいます。

 

鯉釣りのジャミの中では、2番目に強敵なのがこのカメです。

 

 

 

アメリカナマズ

鯉釣りのジャミとして最強なのが、このアメリカナマズです。

 

アメリカナマズは別名、キャットフィッシュとも呼ばれています。

 

キャットフィッシュと呼ばれる理由は、猫のようなヒゲが付いているからでしょう。

 

アメリカナマズは繁殖力が凄まじく、現在はその数が急激に増えています。

 

霞ヶ浦、北浦、外浪逆浦といえば、以前は鯉釣りのメッカと呼ばれた湖ですが、現在はアメリカナマズが増えすぎて、鯉釣りをしているとほとんどアメリカナマズしか釣れません。

アメリカナマズ
Deedster / Pixabay

 

アメリカナマズは雑食性なので、動物系のエサでも植物性のエサでも食べます。

 

なので、鯉釣りをしていると生きエサにもかかってくるし、ボイリーや練りエサにもガンガン掛かってきます。

 

アメリカナマズはカメと違って、練りエサを使っても掛かってしまうのが非常に困ったところです。

 

以前、霞ヶ浦に何度か鯉釣りに行きましたが、ボイリーに掛かってくるのはほとんどアメリカナマズばかりでした。

 

以前は鯉釣りのメッカとして賑わっていた北浦や霞ヶ浦は、今では鯉釣りをしているとほとんどアメリカナマズしか釣れません。

 

あんな素晴らしい鯉釣り場がダメになってしまって、鯉釣りファンとしてはとても残念に思います。

 

 

まとめ

今回は鯉釣りの大敵であるジャミの種類と特性について説明しました。

 

以前、霞ヶ浦で友達と夜釣りをしていた時、夜中にジャミのアメリカナマズが爆釣して、眠れない時がありました。

 

ジャミがポイントにたくさん寄ってしまうと、なかなか思うように鯉が釣れなくなってしまいます。

 

ジャミ対策は、鯉釣り師にとっては永遠のテーマかもしれませんね。

 

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