こんにちは、ゆういちです。
早いものでお正月も今日で3日が過ぎてしまいました。
3日の今日も鯉釣りに行きたかったのですが、仕事があるので鯉釣りには行けませんでした。
釣りの好きな人ならわかると思いますが、釣りに行きたくても釣りに行けない時って、なぜか釣具屋さんに行きたくなりませんか?
僕は特に買うものがなくても釣具屋さんに行くのが大好きです。
家から歩いて15分くらいの所に釣具屋さんがあるので、今日は釣りに行けない代わりに近くの釣具屋さんに行ってきました。
釣具屋さんのお店の中をぐるぐるとまわっていたところ、前から欲しかった商品を見つけました。
それはこちらの商品です。
道糸沈め専用スナップです。
前からこういう道糸を沈める道具があったら便利だなと思っていたのですが、たまたま今日見つけてしまいました。
ラインを沈めて待つ事の重要性
鯉釣りは基本的に待ちの釣りになりますので、アタリが出るまでは仕掛けを入れてずっと待つ必要があります。
ただ待っているだけなら、特に先ほどの道糸を沈めるような道具は必要ありません。
しかし、鯉は警戒心が強い魚なので、エサを見つけてもすぐにはエサを食べません。
鯉は、初めは小魚がエサを突くのを遠目で見ています。
次に、鯉はエサに興味を示して、エサの周りをぐるぐると周り始めます。
そして、エサの周りをぐるぐると周りながら、エサを口先で突いたり、尾っぽで振り払ったりしながら、そのエサが食べても安全なのかを確認します。
そして、このエサは食べても安全だと思った時に、ようやくエサを口にします。
特に、スレた鯉は警戒してなかなかエサを食べません。
鯉がエサの周りをぐるぐると周る時に、鯉の魚体にラインが触れると、鯉は警戒してエサのある場所から去っていきます。
小型の鯉は警戒心が少ないので、ラインに触れてもエサを食べる事がありますが、大型の鯉は警戒心が強いので、特に注意が必要です。
なので、ポイントに仕掛けを入れたら、ラインが底を這うようにラインを沈めて待つ必要があります。
沼や湖などの流れのないポイントでは、竿先を水中に沈めて、ラインが底に沈むように押し込んでやると早くラインが沈みます。
しかし、川の場合は流れがあるので、流れによってラインが張ってしまい、なかなかラインを底に沈める事ができません。
また、ラインが水中で張ってしまうと、仕掛けが流されるだけではなく、ラインがちょうど弦のようになって水中で糸鳴りがするようになります。
この糸鳴りの音が鯉に警戒心を与えてしまい、鯉がポイントから去ってしまう原因になります。
なので、川の場合は、ラインが張らないように特に注意する必要があります。
そういった時に、先ほどの道糸沈め専用スナップを使ってラインを沈めてあげると、簡単にラインを底に這わせることができます。
この道糸沈め専用スナップには、ラインを通す輪っかが付いているので、仕掛けを巻き上げる時や鯉が掛かった時などは、スナップに付けたオモリがラインを伝わって、ハリスの上にあるオモリの所まで自動的に移動します。
なので、もし鯉がハリ掛かりしても、そのまま鯉とやり取りをする事ができます。
仕掛けをポイントに投げ入れた後に、ラインを沈めるオモリを通すのはちょっと面倒な感じがしますが、これをやるのとやらないのとでは、釣果に大きく差が出てしまいます。
特に1メートルを超すような巨鯉を狙っている人は、必ずラインは底に沈めるようにしてみてください。
僕の場合は、流れのある川だけではなく、沼や湖などで鯉釣りをする場合でも、ラインに小さなオモリを付けてラインを底に這わせるようにしています。
鯉って、エサを食べる時に何度も吸ったり吐いたりするので、沼や湖であってもいつの間にか底に這わせたラインが張ってしまう事があるんですよね。
道糸沈め専用スナップがない場合は?
僕の近所の釣具屋さんには、先ほどのライン沈め専用スナップが売っていましたが、お店によってはこのような道具が売っていない場合があります。
その場合は、ホームセンターに行くと園芸用の柔らかい針金が売っていますので、その針金でラインを沈めるためのオモリを付けるパーツを作る事ができます。
僕も今までは、ホームセンターで売っている園芸用の針金で自作していました。
鯉の負荷が直接かかる部分ではないため、それほど上手に作る必要はありません。
ナス型オモリが付けられて、フックの部分がラインに通せるだけの大きさがあれば大丈夫です。
自分で作るのは面倒だ!という方は、カープ用品でラインを底に沈めるための専用の道具がありますので、そちらを利用してみてください。
まとめ
今回は、鯉釣りでラインを底に沈めて待つことの重要性について説明しました。
今まで仕掛けをポイントに投入してからラインを底に這わせていなかった人は、ぜひラインを底に沈めるようにしてみてください。
もしかしたら、今までもエサの近くに1メートルを超す巨鯉が寄って来た事が何度かあったのに、警戒してエサを食べずに逃げてしまっていたかもしれませんよ。