こんにちは、ゆういちです。
今回は、ボイリーを撒き餌として使用する時におすすめのボイリーや、フィーディングする時に便利な道具類についてご紹介します。
ボイリーは練りエサに比べると非常に高価なエサです。
カープフィッシングでは、日本の鯉釣り同様にフィーディング(撒き餌)してきますが、フィーディングには主にボイリーを使用します。
高価なボイリーを撒き餌として使用するのは、ちょっともったいない気がしますが、ある程度の量のボイリーをフィーディングをしないと、鯉はなかなか釣れません。
なので、僕はフィーディングに使用するボイリーは、普通のボイリーよりも安価な撒き餌専用のボイリーを使用しています。
ボイリーを撒きエサで使用する時におすすめの商品は?
僕はボイリーを撒き餌と使用する場合は、カープオンリーから発売されている撒き餌専用のボイリーを使用しています。
この撒き餌用のボイリーは、2.5キロ入りで税込み3456円です。
計算すると1キロあたり約1382円になります。
通常のボイリーが1キロで2200円だとすると、30%くらい安い計算になります。
それでも練りエサに比べると値段は高いですが、このくらいであれば許容範囲かなと思っています。
僕がいつも使用している撒き餌用ボイリーは、RENETIC FRUITY RED (フルーティ)柑橘系・赤のボイリーです。
いわゆるフルーツ系のボイリーですね。
このボイリーは、レッドフルーツ、いちご、クワの実の風味で作られています。
フルーツ系の甘酸っぱくて、とてもいい匂いがします。
このボイリーは撒き餌専用のボイリーですが、フックベイツ用のボイリーとしても十分使用できます。
このボイリーの他におすすめの撒き餌専用のボイリーは、同じくカープオンリーから発売されているRENETIC FRUITY (フルーティ)柑橘系(イエロー)です。
こちらのボイリーは、バナナ、ココナッツ、パイナップル風味に作られていて、甘くてとてもいい匂いがします。
どちらかと言うと、このイエローのボイリーの方が甘くていい匂いがします。
通常のフックベイツ用のボイリーは表面がなめらかですが、この撒き餌専用のボイリーは、表面が少し凸凹していて表面がザラザラしています。

また、フックベイツ用ボイリーはきれいな丸い形に作られていますが、この撒き餌用のボイリーは、少しいびつな形をしているものもあります。
しかし、釣果にはあまり関係ないので、僕はまったく気にしてません。
また、以前はダイナマイトベイツから撒き餌用として、ボイリーチョップスという値段が安いボイリーが発売されていました。
このボイリーチョップスは、ボイリーがすでにクラッシュされた状態になっており、練りエサに混ぜたり、PVAバッグに入れて使うにはちょうどいいボイリーでした。
しかし、最近このボイリーチョップスは見かけないので、もしかしたら廃盤になったのかもしれません。
ボイリーチョップス以外では、ダイナマイトベイツからスポッド粉末ミックスという撒き餌専用のエサが販売されています。
このスポッド粉末ミックスは2キロで1800円なので、撒きエサとして使用するには値段も安くていいかもしれません。
スポッド粉末ミックスは、動物系と植物系の2種類が販売されています。
NG-CARP スポッド粉末ミックス フィッシュミール 2.0kg(動物系)へのリンク
ボイリーを撒き餌にする時に使う道具とは?
ボイリーを撒きエサとして使用する場合は、フィーディング専用の道具を使います。
ヨーロッパスタイルのカープフィッシングでは、鯉釣りの研究がとても進んでいて、こういった道具類がとても研究されています。
スローイングスティック
スローイングスティクは、長い筒状になっていて、その筒の中にボイリーを数個入れて、スティックを前方に振ってボイリーをポイント周辺にバラ撒きます。
筒の内径がちょうどボイリーよりも少し大きめになっていて、筒の中にボイリーを数個入れてセットします。
スローイングスティクを上から振り下ろして、ボイリーをポイントに投げ入れるという仕組みです。
スローイングスティックは、かなり遠くのポイントまでボイリーを投げる事ができるので、ポイントが遠い場合に便利です。
ボイリーは丸い形をしてるので、このスローイングスティクを使ってボイリーを投げ入れると、かなり遠くのポイントまでボイリーを投げる事ができます。
ベイトスプーン
ベイトスプーンは、大きなスプーンのような形をしていて、そのスプーンにハンドルを取り付けます。
ちょうど園芸用のスコップのような感じの商品です。
そして、そのスプーンの部分にボイリーを乗せてボイリーをポイントにバラ撒きます。
このベイトスプーンは、スプーンの部分にたくさんのボイリーを入れる事ができます。
しかし、このベイトスプーンはあまり遠くのポイントには撒く事はできないので、ポイントが比較的近い場合に使用します。
このベイトスプーンでボイリーを撒くと、ボイリーが広範囲にバラ撒かれます。
ベイトスプーンは、ポイント周辺に広範囲にボイリーを撒きたい時に使用します。
ベイトスプーンは、1回で撒けるボイリーの量が多いので、簡単にボイリー撒く事ができます。
スポッド
スポッドは、ちょうど小さなロケットのような形状をしています。
そのロケットの中にボイリーや練り餌などのパウダーベイトを入れて、ポイントまで投げ入れます。
スポットにも2つのタイプがあり、1つは蓋が付いていないタイプで、もう1つは蓋が付いているタイプです。
蓋が付いていないタイプのスポッドは、着水すると底が上向きになるように作られています。
スポッドが着水するとスポッド逆さまになり、スポッドに入れたボイリーやパウダーベイトが自然と水中に落ちるように作られています。
もう1つの蓋が付いているタイプのスポッドは、着水する時に蓋の部分が下向きになるように作られていて、着水時の水面の衝撃でスポッドの蓋のスイッチが押される仕組みになています。
蓋のスイッチが押されると蓋が自動的に開いて、中に入れたボイリーやパウダーベイトが水中に落ちる仕組みになっています。
このスポッドは、ボイリーだけではなく、練りエサなどのパウダーベイトも撒くことができるので、とても応用範囲が広い道具になります。
また、飛距離もかなり出るので、ポイントが遠い場合にも使用することができます。
カタパルト
カタパルトは、プラスチック製の軸にゴムが付いていて、そのゴムを手前に引いてゴムの弾力を利用してボイリーを遠くへ飛ばします。
ボイリーをセットする部分は、やや大きめになっているので、ボイリーを2、3個いっぺんに投げ入れることができます。
FOX(フォックス) レンジマスターパワーガード マルチベイトカタパルト.
カタパルトは大量にコマセを撒く場合よりも、ピンポイントでコマセを撒きたい場合に向いています。
まとめ
今回は、撒き餌として使用するおすすめのボイリーやボイリーをフィーディングする時に便利な道具類についてご紹介しました。
ボイリーは高価なエサだけに、初めはフィーディングとして使用するのはちょっともったいない気がします。
しかし、ボイリーを使った釣りでは、ある程度の量のボイリーを撒かないと釣果は望めません。
なので、フィーディング用の安価なボイリーとフックベイツ用の高価なボイリーを使い分けるのがおすすめです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。